ファシリテーションスキル入門
セミナー概要
近年のビジネスにおいて”魔法の杖”と言われるファシリテーション・スキルは、職種を問わず、あらゆる局面で活用できるスキルです。その重要性は、プロジェクトマネジメント、コーチングとともに三種の神器にも例えられるほど。
ビジネスマンに役立つサバイバル・スキルであり、リーダーシップを取るべき立場の方や経営者の方に欠かせない、企業の組織力を結集するスキルでもあります。
また対外的には、顧客の要望を整理して引き出すコミュニケーション技術としても活用が可能です。
ファシリテーションとは?
ファシリテーションとは、参加者の主体性を促し、多様な人材から、それぞれの経験や専門分野を尊重しながら、各人の多様な意見やアイデア、動機などを最大限に引き出し、話し合いにおける相互作用のプロセスをより有効・有益にするための、働きかけを意味する。その結果、問題の解決、新たな創造、気づきや学び、相互理解や情報共有などを促進する。《引用元》
ファシリテーション型リーダーシップの必要性について
カリスマ型リーダーシップは誰でも習得できるものではなく、どちらかと言えば天性の力でしょう。一方ファシリテーション型リーダーシップは誰でも習得できる「技術」です。そしてそれは体系的に段階を踏んで学んで行けるものになっています。
ドラッカーの言葉を借りれば、「真の経営資源は人」であり、マネジメントの機能のひとつは「人が共同して成果をあげることを可能にし、人の強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすること」です。
現代のビジネス環境は、不安定・不確実・複雑・曖昧(VUCA)と言われています。その中では、天才は別として一人のカリスマの力では到底対処仕切れません。上記のドラッカーの言葉を具現出来る力、チーム(組織)の叡智を結集できる力、つまりファシリテーション型リーダーシップこそ現代のビジネス環境で求められるリーダー像でしょう。