DXを成功に導くためのクリティカル・シンキング術
本コースでは、物事を論理的に、かつ正しい論拠に従って体系立てて考えるための思考法である「クリティカル・シンキング」について学習します。クリティカル・シンキングとはどのような思考法か、自分の判断にどの程度信憑性があるか、ということを学び、演習を通じて「正しい問題提起、正しい因果関係、正しい判断」ができるようになることを目的とします。
“DXを成功に導くためのクリティカル・シンキング術” (1日コース)
前提条件
特になし
受講対象者
業務において、様々なことがらを考え、効果的にまとめる必要のあるビジネスパーソン
コースゴール
・クリティカル・シンキングとは何か、どのような思考法であるかを理解する
・問題提起に疑問を持ち、誤ったスタートを切らないようにすることができる
・物事の因果関係に疑問を持ち、論理的かつクリティカルな因果関係が導き出せるようになる
・自分の判断に疑問を持ち、偏りのない、正しい判断ができるようになる
学習項目
1.クリティカル・シンキング概要
1-1.クリティカル・シンキングとは
– クリティカルな思考とは
– ロジカル・シンキングと
クリティカル・シンキング
– ロジカル・シンキングの限界
1-2クリティカルな思考をする人の特性
– 【演習】身の回りですぐれた思考を している人を探し、その人の特徴を考える 2.論点を疑う
2-1.「問題」について
– 問題とは
– 問題の発見
– 「現状」と「問題」の区別
2-2.「論点を疑う」とは
– 大前提を疑う
– 見えている問題を疑う
– 【演習】シナリオに基づき、その会社の問題点を考える
3.因果関係を疑う
3-1.原因と結果
– 必要原因と十分原因
– 原因の確定
3-2.正しい因果関係の決定
– 正しい因果関係を決定する基準
– 正しい因果関係を決定する
3-3.因果関係の偏重の改善
– 因果関係の偏重に気付く
– 【演習】シナリオに基づき、原因と結果を正しく判断する 4.最終的は判断を疑う
4-1.偶然と確率
– 確率の落とし穴
4-2.主観的確証
– 主観的確証とは
4-3.自分の判断を判断する
– 判断に対する過信
– 【演習】2者択一のクイズを解き、解答の確信度を評価する