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組織開発

組織開発

企業風土構築プログラム

組織開発とその効果は?

組織開発とは、一言で言えば「組織の能力を育てること」です。

組織の能力が高まれば、あらゆる部分で善い効果が出て来ます。それは、収益向上メンバーの自律性向上業務効率向上ひいては業務の質や製品品質の向上にも寄与します。なにより組織メンバーの満足度が高まります。組織の能力が高まれば、あらゆる部分で善い効果が出て来ます。それは、収益向上、メンバーの自律性向上、業務効率向上ひいては業務の質や製品品質の向上にも寄与します。なにより組織メンバーの満足度が高まります。

組織開発とは何をすれば善いのか?

人財開発(Human Resource Development)という単語をご存知の方は多いでしょう。これは「人の能力を育てる」活動です。それは、会計であるとか英語力であるとか具体的な学習項目があって分かりやすく取り組みやすいものです。またOJTなど先輩やトレーナーから習って技術や知識を向上させるものについても同じく具体的です。

一方組織開発は何を誰がどのように学習して行けば善いのか、何をすれば組織の能力が高まるのかが分かりにくいと感じられている方が多い分野です。


失敗例

組織開発とはチームプレーの向上のことだろうから、その基礎となるコミュニケーションを改善すれば善いのだろうと、話し合いの場を作ったりイベントを開催して終わってしまうことも少なくないようです。しかし単発の活動だけですと、一時の盛り上がりだけで暫くすると熱も冷め元の状態に戻ってしまいます。

偶然うまくいく例

もちろん上記のような施策が功を奏している組織もあるかも知れません。だとすればそれは、活動や施策を通してメンバー同士の相互認知や信頼関係という組織変革の土台を築けたからです。しかもそれを端緒として何らかの活動が継続出来ているからでしょう。


体系的(システマチック)な組織開発

もし上手く行く例を体系的に進める方法があるとしたら、手探りで失敗を重ねながら進めるよりも、時間も手間も(もちろんコストも)省けます。
この体系的に進める方法論をアテニュームが提供いたします。大まかなプロセスは以下の通りです。

ステップ 経営陣 組織メンバー アテニューム
1 体験 文化・風土に影響を及ぼす理念や規程などを作る(再定義する) ファシリテーションを使ったワークショップの体験 バリュー作成ワークショップなど(経営陣)の運営や、メンバーの関心が深いテーマを扱うワークショップ(組織メンバー対象)の運営
2 実践 右の活動推進を支援する(スポンサーシップ) (再定義された)理念等を基にした具体的活動の計画 具体的活動計画を作るワークショップの運営
上記計画の実行、振り返り(計画からおよそ3ヶ月後)
3 準備 社内ファシリテーターの養成 間接部門従事者の5〜10%に対して研修を提供
4 自律的活動 各種課題をワークショップで解決していく 各種課題をワークショップで解決していく
経営陣向けもメンバー向けも、社内ファシリテーターが運営する
5 レベルアップ ワークショップの新しい方法論を学び実践する 新しい方法論の研修提供

組織の状態によって具体的な内容は微調整が必要ですが、
1) 体験 ⇒ 2)計画・実践 ⇒ 3)準備 ⇒ 4)自律的活動 ⇒ 5)レベルアップ
というステップには変わりありません。

上記ステップについてご理解いただけたでしょうが、実はどこの組織でもメンバー達は日々の業務に忙殺され、新しい活動を開始する時間的余裕が捻出できないという悩みがあるでしょう。そのような組織のために、第ゼロ段階として時間的余裕を作る為の研修を提案します。

それは、「会議効率化手法」の研修です。ファシリテーション技術の一部を取り入れることで日常の会議を効率的かつ高効果のものにすることができます。およそ10%程度のメンバーに受講していただきますが、ことに会議を頻繁に主催される管理職の方々には必須技術です。これはその後の組織開発活動にも必要な技術でもありますから、第ゼロ段階は一石二鳥の効果をもたらします。

経営者の心構え

組織開発は短兵急に数字的な効果があらわれるものではありません。しかし年という単位で見れば確実にその効果を実感することができます。組織のパワーがアップし、収益性も増します。そしてなにより組織メンバーのやる気と健全性が高まります。

上の表の第一段階から第四段階までおよそ1年の活動です。もちろんそれで終わりでなく、自律的な活動が続くことで、いつしか誰もが入りたくなるような素晴らしい組織に成長するのです。経営者はこれを理解した上で、あせらずにじっくりと取り組んで下さい。

(なお第ゼロ段階および第四段階以降はコスト削減などの数字的な効果も現れます)

担当講師

アテニューム・パートナー講師
内田 龍之介(うちだ りゅうのすけ)

慶應義塾大学経済学部卒

1990年から2013年まで、ドイツ系企業日本法人のボッシュ株式会社に勤務
同社では家電事業部の営業企画をはじめ財務管理部にて債権管理、SAP導入プロジェクトリーダーを経て、2000年から2013年まで CIP推進室(Continuous Improvement Process)にてファシリテーションを柱とした組織開発を担当。その間、社内ファシリテーターを200名養成。

また、ドイツ親会社から提供される様々な方法論を日本法人に展開する中で、企業文化・リーダーシップ・問題解決・間接部門業務プロセス分析・従業員モチベーション向上・他社とのジョイントワークショップなど、製造部門をはじめ会社内全部門、また経営トップから新入社員まであらゆる階層の様々な課題に取り組んだ実績を持ちます。

現在、『活き活きした組織にしていく』組織開発の方法論を多くの企業に紹介・展開する活動に取り組んでいます。

グローバル化が進む現代において、日本人社員のみならず外国籍社員の価値観や文化などを含めた多様性を、上手にマネジメントすることで、組織に迫る変化に柔軟に対応し、変化そのもを力に変えることができます。

ダイバーシティとは何か?

グローバル化推進の中で、世界中の企業で、スキルや人材が地球規模で最適化されていく流れの中で、ダイバーシティ(多様性のある人材の能力活用)という視点は、今後ますます重要になってくると思われます。この領域は、多くの日本企業が最も不得手とされるエリアだと思います。

ダイバーシティーとは、性別や年齢、人種の違い、身体障害の湯無といった、外見的な相違(第1次的特徴)だけでなく、宗教や学歴、婚姻状況、従軍経験といった内面的な相違(第二次的特徴)も含み、すべての人が各自の持てる力を十分に発揮し、チームや組織に貢献できる環境を作ること定義されています。

こうした環境を社内に浸透していくためには、トップの強いコミットメントが不可欠です。

代表的なプログラム例

【管理職向けダイバーシティ講演・研修】

  • 多様な人材を生かすリーダーとなるために
  • 組織の多様性戦略を理解し、実践するために

【ダイバーシティーリーダー養成プログラム】

  • ダイバーシティ推進リーダー養成研修
■ 形態
  • 半日(2〜3時間)
  • 1日間研修
  • 2日間研修
■ その他関連のプログラム
  • ダイバーシティ推進プログラムの作成
  • ダイバーシティ推進リーダー用テキストやマニュアルの支援ツールの作成
  • ダイバーシティ推進リーダーの問題解決や推進施策策定のサーポート